治療2周期目 初めての採卵
金曜日に無事に採卵をしてきましたので、ご報告したいと思います。
初めての採卵ということもあり前日の夜から不安で寝付けず、寝たり起きたりの繰り返しで朝がやってきました。
受付で手続きを済ませ、付き添ってくれているだんなさんとは、ここでいったんお別れして看護師さんの案内で手術室の隣にあるリカバリールームへ。
私が通っている病院は最近移転したばかりなのでとてもきれいな場所でした。血圧測定と血液検査、点滴をすませ、あとは採卵を待つのみ。
採卵の順番は当日決まるとのことで、いつ呼ばれるのか分かりません。いつくるのだろう?とドキドキしながらまっているとついに私の順番が・・・
診察台まで歩いていくと担当の培養士さんから挨拶していただき、先生も登場。いよいよです。
私は全身麻酔をお願いしていましたので、点滴から麻酔薬を注入され、深呼吸を数回繰り返してる内にあっという間に眠りに落ちていました。
そして手術も無事終わり、なんと卵子が7個も取れたと看護師さんに教えていただき、びっくり!前回の診察では、見えていた卵胞は6個だったので嬉しくて胸がいっぱいになり、みなさんにありがとう!と言って回りたい気分でした♪
早くだんなさんに伝えたい!と思いながらベッドに戻り寝ていると、下腹部に重い生理通のような痛みが。看護師さんに相談すると、痛み止めを処置してくださりしばらくすると痛みも和らいできました。
その後、先生からもお話があり、7個取れたこと、卵管切除手術の跡にできた癒着に溜まっておる水も抜いてくださったこと、精子の室には全く問題は無く通常の体外受精で進めていくことなどを説明していただき、帰宅しました。
やはり疲れていたのか帰ってからはぐっすりと寝込んでしまいました。
その日の夜には看護師さんから体調の確認のために電話も入り、手厚いフォローに感謝しつつ眠りにつきました。
そして今朝、受精確認の電話がかかってきました。
結果は受精卵になっているものは1つ。その他の卵も受精はしているが分裂がうまく進んでいないなどの問題が起こっているそうで、培養は続けるけれど確実に受精卵になるのかは不透明とのこと。
次回は月曜に来院して、そこで新鮮胚の移植にするか、凍結後の移植にするかを先生と話し合って決めることになりました。
正直、7個も取れたのに1つだけかぁ・・・と思ってしまいました。
確かにひとつだけあれば充分なのですが、今後のことも考えるとできれば沢山受精して欲しかったなぁと、つい思ってしまいました。
旦那さんは「1つ受精したんだから良かったじゃない!」と明るく励ましてくれます。
確かに、最初の卵巣刺激のときなんて、2個しか卵胞が育たなかったのだから、7個も卵子が取れて、受精卵もできてほんとにすごいことですよね。
この1つの卵ちゃんの成長に期待するのみです!
いや、その他の卵ちゃんもスローペースで成長してくれていないかしら?と淡い期待を持ちつつ、次回の通院を待ち遠しく感じる週末です。
長文にお付き合い頂きありがとうございました。
治療2週期目 通院日②
自己注射を開始して5日目、卵胞の育ち具合を確認してもらいに病院へ。
世間はゴールデンウィークですが、病院は開いていて、ちょうどこの時期に周期が当たる私にはとてもありがたいです。
スタップの皆さんありがとうございます✨
さて、肝心のたまごちゃんですが。。
前回は最終的に育った卵胞が2つだったのですが、
今回は左右の卵巣あわせて5〜6個くらい。少し増えました🥚
でも大きさが不揃いで小さいのが多いみたいです💧
採卵へ向かうのかの決断は、週明けの診察に持ち越しになりました。
それまではせっせと注射と点鼻薬を続けていきたいと思います。
ゼロじゃなくてよかったよ、うん。
気分転換もかねて、帰省してる友達と久々のランチを楽しんでこようと思います🎶
はじめの自己注射振り返り② 残念ながら採卵までは至らず…
お仕事がバタバタで久しぶりの更新になってしまいました・・・
振り返りをまとめておきます!
自己注射を開始して5日後の超音波検診で卵胞を確認していただきましたが、2個しか大きくなっていなかったとのことで、自己注射(HMG)の薬の量を追加することに。
私の年齢であれば1左右合わせて10個くらいは育ってもおかしくないとのことで、次回の検診で卵胞の数が4個以下であれば今週木の採卵は伽キャンセルして、もう一度体制を整えてチャレンジする方向になりました。
私の場合、子供の頃の虫垂炎が原因でお腹の中で癒着が起こり、卵管水腫となってしまったのですが、それに加えて右側の卵巣が子宮にくっついた状態になっていました。
さらに左側の卵巣は、癒着の膜?で完全に覆われていました。
膜は卵管の切除手術のときに取り除いてもらいましたが、やはりダメージを受けていて、卵巣の機能も弱くなっているのかもしれないとのことでした。
卵管を切除すれば、次の治療に進めば、赤ちゃんもきっとすぐに来てくれると考えていた私にとっては卵巣まで弱っていると言う現実はかなりショックでした。
そしてこの2日後再度の検診。
前回は左側の卵巣に2つだけだった卵胞が、右の卵巣にも2つ大きくなっているのが確認できました。
ただ、大きさがまだ未熟なこと、そして4個という数からこの周期は治療をキャンセルすることになりました。
「せっかく高い治療費をかけてやるんだから、ベストのタイミングでやりましょう」
という先生の言葉がとても嬉しかったです。
私がもう何回も体外受精を繰り返していて、卵胞がいつもこのくらいしか育たないのであれば、このまま治療を継続するけど、体外受精1回目で年齢もまだ頑張れるところだから、もう一度環境を整えてやってみようよと。
キャンセルと言う結果になってしまいましたが、前向きに決断できた結果でした。
そして何よりも先生への信頼がとても強くなり、心からこの先生と一緒に頑張っていこうと思える、初めての体外受精周期となりました。
初めての周期振り返り①自己注射スタート
今月の初めから初めての体外受精に向けて治療に取り組んできました。
ここまでの記録もかねて振り返りをまとめていきたいと思います。
いよいよ自己注射開始
ピルを服薬しての生理周期の調整が終わり、生理3日目から卵胞を育てるための自己注射が始まりました。
AMH値が低かった私は、投与する薬剤の量もかなり多目に設定されました。
体外受精を行うためには、質の良い卵子を出来るだけ沢山採卵することも1つのポイントですよね。
卵子は卵巣の中にある卵胞の中で大きくなっていきます。はじめは複数の卵胞が卵巣の中で成長していくのですが、最終的にはその中の1つだけが成長し、排卵されていきます。
体外受精の場合、この途中で成長をストップしてしまった卵胞たちも成長させることで、より多くの卵子を採卵するのです。
卵胞を育てる方法にも色々ある
乱歩うを育てるための方法にもいくつかの種類があります。
まず薬には脳に作用して卵胞の成長を促す飲み薬と、卵巣に作用する注射薬があります。
飲み薬は作用が緩和であるのに対して、注射薬は刺激が強くその分卵胞も多く育つようです。それらの薬を使った主な採卵方法は以下のものがあります。
・自然周期法
基本的に自然のまま卵胞を育てる方法。飲み薬を服薬する場合もあるようです。
・低刺激法
飲み薬による排卵誘発が主ですが、注射薬の投与がある場合も。
・調節卵巣刺激法
注射薬によって卵胞を育てる方法です。その中でも刺激の強さによってショート法、ロング法、アンタゴニスト法の3種類の方法に分けられます。
アンタゴニスト法を受けることに
これらの採卵方法の中で、私はアンタゴニスト法を行うことになりました。
生理3日目から排卵誘発の注射を自己注射し、定期的に病院へ通って超音波での卵胞の大きさや数の確認と、血液検査でのホルモン値を見ながらお薬の量を調整していくのだそうです。
今日は診察の後、看護師さんに見守られながら初めての自己注射を行いました。
練習の時には生理食塩水を注射していたので、痛みをさほど感じませんでしたが、お薬が入っているとちょっと痛い!
それでも何とか注射を終えて診察は終了。次は3日後に来院することになりました。
しっかり育つんだぞ~~と念じながら帰宅したのでした。